卒業研究・準備
卒業研究とは、自分が今まで学んだ知識を元に、自分でネタを考えて時間をかけて研究を行い、論文を書くことのようだ。
卒業研究説明会が終わった時点で、脳内での卒研ネタは二案に絞られた。
ひとつは、自身のプログラミング技術を用いて認知心理学っぽい方法で実験を行う方法。
もうひとつは、仏教とキリスト教の比較。
最終的に、後者を選択する事に決定。
「五蘊の構造を理解して人工知能を作りたいな〜」と、やまもんきさんや他の人達に話した時から皆の協力もあって、K先生の勉強会や仏教ネタの資料を漁るようになったのであるが、「五蘊で人工知能」は実現可能性がどうよ、とか、指導可能な教員が果たしているのだろうかという問題があるので、やっぱりこれは自分の道楽で続ける事とした。
ごめんね、多摩勉強会のみんな…正直、あれ、期待される事が自分にとって重荷だったんだ。
そんな事より、資料を漁っているうちに、どうもキリスト教と仏教の共通部分が散見されることに気づき、それにも興味を持ったのだ。
そうして、けっこう五蘊の人工知能云々で色々助力してもらい、そうしてまた色々な人と出会い、仏教とキリスト教の接点に気づいた点を考えると、やはりその周囲の助力に少しでも答えようと思うのだ。
卒業研究が必修ではない以上、卒業研究よりも俺は卒業を優先したいし、何ならもう一回、大学に入学して卒業研究をすれば良いのだ。
だからこそ、あえて俺は仏教ネタを選択しよう、計画が通らなかったら潔く諦め、卒業単位の取得に専念しよう。
この科目の特徴
必修じゃないです。
でも憧れる科目ですな。
聞いた話だと、あんまり高度すぎる論文を出して指導教員の指導能力を超えるとこれもまた不合格になるようです。
攻略のポイント
全部自力で頑張る勢いじゃないといけない科目です。
2007年8月21日
卒業研究説明会の後、上述の理由で二案に絞られる。
ここら辺から、浄土真宗の文献を漁るようになる…。
本当、俺は結局宗教から逃れられなかったな…まぁ、こいつのせいで自分や他人を苦しめずに暮らして行く事ができるのならば、それでいいのだが。
2007年8月25日
論文って、どんなのに載っているのかな〜とかいまさらになって思いながら、大学図書館に入ってみる。
事前にインターネットで調べた甲斐あって、そんなに苦労せずに、どんなものがいいのか見つけることができたぞ。
キリスト教と仏教の接点…それっぽいのが一冊あったが…。
2007年8月27日
日付が変わってから、ロボットで使うシリアルポートの制御法を考えていたが、夜が明けてからちょっと学会誌の論文の検索を。
なるほど、学会じゃないのに「学会」と名がついている団体があるから気をつけてねという事らしい…。
2007年8月29日
仕事が終わってから、必読書を注文したぞ。
ただ、手元に届くのは都合でわざと遅らせてある。
2007年9月15日
必読書のひとつを読む…レポートの書き方なのだが、他のレポートを書くときにも役に立ったかもしれない…もっと早くから読んでおけばよかったな…。
2007年9月22日
レポートの書き方の本を読破して、一ヶ月ほど貸与。
もうひとつ、必読書があるのだが、それを読まなきゃな。
2007年11月3日
え〜、何だかよく分からないうちにこの日まで来ちゃいましたが、とりあえずうちの掲示板に時々書き込みをしてくれるコサックさんの助言により、自分もCiNiiに学生として登録してきました〜。
2007年11月12日
親鸞とパウロを比較している本を読んでおります。
ものすごい久しぶりに、年季の入った聖書を開きまくっています。
しかも自分の意思で開きまくっています。
ふーん、ローマ人への手紙の7章って、こういう意味だったのか…エホバの証人時代には全然分からなかったよ。
俺、多分卒業研究計画が通らなかったとしてもこの点に気づいたことで後悔しないよ。
2007年11月16日
先の本がキリのいいところまで来たので、K先生の本を読み始めております。
共生の原理を受講している時の案内では正直面倒臭いと思って買わなかったのだけれど、例の勉強会で先生に直接会うようになってから、この本に興味を持ったんだよね〜。
うーん、内容を見てみると、もしかしてエホバの証人の思想って、やっぱりアメリカの思想そのものが影響していたのかなぁ?ってちょっと思ったりする。
2007年11月19日
よーし、必要だと思った本を一通り読み終わったぞ〜。
先週から今週にかけて、倫理の本と宗教ネタの本を三冊読んでます。
ひとまずおやすみ。
2007年11月20日
研究の概要を書き始めております。
うーん、どんな風にしようかな…。
こう、曖昧な書き方も良くないだろうし。
2007年11月21日
先行研究の概要リストを文献を作成し、それから残っているまだ読んでいない本もちょっと確認してみる。
いや〜、研究のネタが潰されない事を願って「自分の知りたいことが本に載っていませんように」って思いながら本を読むのって、初めてのような気がするなぁ。
ひとまず、大丈夫そうなので次に行こう。
研究の概要が大体完成かな。
2007年11月22日
下書き段階だが、一通り必要な文章が完成したぞ。
こんな感じでいいのだろうか?
2007年11月23日
やたあああああああああ!!!ついに計画書のボールペン記入が終わったぞ!!!
そしてこれをコピーして、正本とコピーを分けて…ぎゃああああぁぁぁぁコピーの性能が高すぎて本物と見分けがつかない!!!
いや、つけるんだ!つかせるんだ!!!あと少しでやっとロボット製作ができるんだ!!
現実逃避して太陽にほえてみたり残酷な天使の音頭とか作っている必要ももはやないのだ!!!
そうだ!ボールペンを押し付けた跡を確認すればいいんだ!
たとえ計画書が通らなくても、せめて悔いのないように、出すだけ出すんだってば!!!

よしゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
みんな、ありがとう…これで、もう悔いはないよ…。
これからは自分の住んでいる社員寮を出払って、新しい家でひっそりと、ゲーム製作をしたりロボット製作をしたりして、静かに余生を送るよ…。
…さら…ば…だ…。
2008年1月30日
あ、死んだ。
教科書と内容が同じと思われる本
(なし)