臨床心理学を読んだ上で自分の病気を見つめてみよう

ぱんぱかぱ〜ん
やってまいりました、統合失調症の項目が。
自分は統合失調症でございまして、それを踏まえた上でこの項目を見ていこうと思いまっす。
えーと、統合失調症っちゅうのは原因がよく分からなくて、複雑多彩なんだそうな。
自分が最初に症状だと感じたのは…んーと、説明が難しいんだよ。
小学校一年のころ、友達に「お化けがお前の前にいるぞ〜」とか言われて、思い出す歌が「♪お化けの子供と友達になろう握手をしてからおやつを食べよう」ってなわけで、見えないものを見ている振りして仲良くしようとしてたんだな。
変かどうかは別としてそういうもんなんだよこの病気は。
いや…思い出したけど、保育園のころ、曾ばあちゃんが死んで、曾ばあちゃんは空の上からいつも自分を見守っていると信じて、曾ばあちゃんと対話していた覚えが。
病気の症状はそれからしばらくなりを潜めるんだが、中学校のころ、ある日親父が野球中継を見ていて「巨人が勝ったらアイスを食わせてやる」と言い出してきて、その時に「巨人の選手がテレビのブラウン管に映ったときに目をつぶれば巨人が勝つ」という信念が生まれ、それから酷くなった。
仕方ないだろそう思っちゃったんだから!
自分が宗教に入っていたころ、横浜アリーナであった宗教の集まりなんかでは、「龍」が飛んできたのを指から出るビームで撃ち落しておりました
目に入る光の残像を自分の手に当てたりしないと悪いことが起こると言う不安が生まれ、空ばっかり見ていて、自転車に乗っていて正面衝突して、まさかこんな状態だと説明しても信じてもらえないだろうと思っておろおろしているうちにこっぴどく叱られた事もあったっけ。
あと、口に出していないはずの事が人や物に伝わっているかもしれないと言う不安があったりしますな。
人間相手だとただ伝わっていないことを祈るのみなんでありますが、物相手だと、物のほうが何か言い返してきたりして「お前のことじゃねぇって言ってるだろうがああああああ!」と八つ当たりしたりすることもございましたな。
ごめん、話についていけない?
でもこれ以上でもこれ以下でもないんだな、何でこういう思い付きが起こったりするのかどうかは知らん。
で、教科書に書いてあった一般的な症状でぴったり当てはまっていそうなやつは、「思考伝播」くらいかな。
あとは似ているような似ていないような…。
で、被害妄想を測るテスト登場。
…ギリギリで被害妄想傾向が強い部類には入ってないじゃん。
でもこれだけでは結果は出せないよ、なんて言っております、次行ってみましょう。
「統合失調症」って言うのはもともと、「精神分裂病」とよばれておりました。
この「精神分裂病」っていうのは、ブロイラーって言うおっちゃんが付けたんだそうな。
「分裂」っていうだけに多重人格と間違われたりするんであるが、それとは別。
何が「分裂」しているのかと言うと、感覚とか知覚とか観念、運動は満足しているのに、そんなのをまとめる人格機能が壊れていて、ばらばらになっちゃうから「分裂」なんだと。
ごめんブロイラーさん言いたい事がぜんぜん分かりません。
仕方がない、次行きましょう。
で、精神分裂病って名前はややこしいし偏見をもたれるから統合失調症って名前に変更になったとかで、その症状が出ておりました。
そうだよね〜こういうのが幻覚とか幻聴とか幻視って言うんだね〜なんて始めて医者に行って知ったよ。
みんなこういう妄想位するよね?程度に思っていたのに。
症状として、陽性症状と陰性症状に分かれる模様。
陽性症状の説明…。
どうも、統合失調症患者の幻覚には「幻視」より「幻聴」が多いんだそうな。
見えるよりも聞こえてくるほうが多いとさ。
自分は両方でありますな。
何といっても、対話形式の幻聴。
自分とぶつぶつ話していたり、死んだばあちゃんと話していたり、向上の非常停止ボタンに怒りをぶつけていたり。
非常停止ボタンっていえば、あの赤い色が嫌だったんだよ。
工作機械の信号灯の赤い光も嫌だったくらいだ。
あと、統合失調症でもうひとつ、何といっても妄想。
いくつか特徴が挙げられておりますけれど、一個目は「了解不能」。
もう少し分かりやすい用語とかは思いつかなかったのか?と言いたいですけど、まかり通っているのですから仕方がない。
ともかく、根拠がどうとか言う前にいきなりそう思っちゃうって言うことのようです、俺にピッタリだね。
二個目は、自我障害。 他人に自分の考えていることが伝わっているかもしれないと思っちゃったりとか…これも俺にピッタリだね。
こういうのを自我漏洩体験って言うんだけれど、反対に作為体験っていうのがあるそうな。
もう一人の自分がああしろとかこうしろって言ってくる、アレかな?
次、陰性症状。
一番ぴんと来るのは両価感情と自閉…か? 残りの症状の説明は自分で調べてつかぁさい。
んで、結局統合失調症は原因はおろか区分すらはっきりしていない模様。
いろいろな説や研究が説明されていますが、長くなるので割愛。
一気に「自己意識理論」から。
統合失調症患者は、誰かに何かされているといった事を訴えるのですが、その「誰か」が誰なのか、よく分からない場合が多いです。
自分の場合は「もう一人の自分」じゃないかと思ったりするのですが、実体はあるんでしょうか?
…って思いながら読み進んでいくと、やっぱり「誰か」っていうのは「もう一人の自分」に近いもののようですな。
普通の人はもう一人の自分も自分の一部として見れるけれど、統合失調症にかかるとそうできなくなるんじゃねぇの?っていうお話。
と言うことで、自分が自分について考える自己認知の障害なのではという考え方が載っておりました、ほうほう。
まだ、研究中の段階らしいけどね。
治療法として、薬物療法、心理療法、社会復帰療法が主なものだそうな。
自分が受けているのは薬物療法のみの模様。
抗精神病薬を…。
そろそろ飲んどきますかね。
その前にこの項目のエクササイズ…。
50点
ダメじゃん…。
細かい用語の知識の意味の記憶がことごとくダメ、説明されている病気が自分に当てはまると言う事と知識が入りやすいかどうかは必ずしも一致しないのかもしれませんな…。

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